エンタメと文化

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環境問題をも問う獣医師・ロマン・ピッツィの挑戦

​イギリスの獣医師ロマン・ピッツィの「注文の多すぎる患者たち」を読みました。最近読んだ本の中でトップクラスのお勧めです。今回は、ピッツィ氏の活動について紹介させていただきます。人間だけが特別じゃない。野生動物にも、同じだけの命の重みがある英...
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カタカナ語に溺れる社会:日本語の不自由な日本人

私たちは日々、英語を始め多くの外来語を使って生活をしています。正確に言うと、外来語を使わないと意味が通じないほど、カタカナ言葉に依存してコミュニケーションをとっているんです。最近、在日外国人が増えて日本が買われてしまうのでは、というニュース...
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ステラ・マッカートニーという宿命

ステラ・マッカートニーと聞いて同時に連想するのは、伝説的なバンド「ビートルズ」 のメンバーである父、ポール・マッカートニーの娘ということでしょう。また、彼女はファッション・デザイナーとしても有名ですが、サステナビリティを推進する改革者として...
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ハリー・スタイルズはわざわざ東京マラソンのために来日したのか?

2025年3月2日に開催された東京マラソンに、歌手で俳優のハリー・スタイルズが参加し話題となりました。彼は3時間24分7秒という素晴らしいタイムで完走し、参加者約38,000人中、6,010位の好成績を残しました。今回の彼の来日の目的は何だ...
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2024年に過去最少を更新!東アジアで出生数が減少する理由とは?

アジアの国々で出生数の減少が止まりません。日本、韓国、中国では長年にわたり少子化が進行していましたが、ここ数年でその傾向はさらに加速しています。背景として経済の停滞が言われますが、かなり極論ではありますが教育システムに根本的な原因があると考...
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ネットフリックスの人気ドラマで気になる演出

ここ数か月、有料動画配信サービスで話題作品を見て、印象に残った共通点は「出血シーンが多いことと演出方法の進化」です。「地面師たち」「イカゲーム」「SHOGUN」のどれを見ても銃撃や刺傷シーンが当り前に登場し、それが作品のインパクトや評価と無...
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アグライア・ヴェテラニーという個性

出版ビジネスではタイトルを見ただけで「読みたい!」と思わせることが大事です。特に実用書などはタイトルのキャッチコピー化が進んでいます。『その子どもはなぜ、おかゆの中で煮えているのか』もその強烈に個性的なタイトルに惹かれて手に取った作品です。...
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韓国の俳優は銃の扱いが上手いのか?

映画やドラマを見ていると銃撃シーンが多いと感じます。アメリカは銃社会なので自然に思えます(⁉)が、日本の場合かなり非現実的に見えます。実際の警察は街で銃撃戦なんてしないし、1発でも撃とうものならマスコミが大騒ぎするでしょう。銃犯罪の少ない国...
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キム・ヘジンの「中央駅」に心打たれる

韓国の小説を読んでいると社会的困窮者がよく登場します。仕事や住む家を見つけることが難しい社会であることが、色々な場面から伝わってきます。キム・ヘジンの「中央駅」は路上生活者になった青年が絶望の中、同じく路上生活者の「女」と出会い繰り広げられ...
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なぜSHOGUNやNINJAは世界的に人気なのか

ディズニープラスでのSHOGUN・将軍を見ました。2024年配信開始から6日間で900万回再生を達成、エミー賞で史上最多の18部門の賞を獲得したことはご存じの通りです。これまで時代劇を見たことがなかったのですが、SHOGUNの映像や演出、演...