首相のお食事:信州伊那そば処名人亭

石破首相の食事 政治・ビジネス

石破総理は3月15日、長野県伊那市のそば店「信州伊那そば処名人亭」で伊東良孝地方創生担当大臣阿部守一長野県知事増田寛也日本郵政社長らと昼食をされました。

総理の長野訪問のメインの目的は新しい地方経済・生活環境創生会議への出席です。どのようなランチだったのか探ってみたいと思います。

Photo: 信州伊那そば処 名人亭 Website

地元産の蕎麦の実100%、そば打ち名人による手打ち

信州伊那そば処 名人亭は、2017年にリニューアルオープンをしています。拘りは上伊那産の玄そば(蕎麦の実)が100%の自家製粉した手打ちそばだそうです。玄そばは、低温貯蔵され使用されています。

店内で提供されるそばは全て「伊那そば打ち名人の会」による手打ちだそうです。

Photo: 信州伊那そば処 名人亭 Website

このお店は「みはらしファーム」という体験型農業公園の中にあります。この公園は温泉や市場、宿泊施設などがあり、そば打ちやおやき作り、草木染め、竹細工のほか、園内の農園では季節によりイチゴやアスパラガス、ブルーベリー、リンゴなどの収穫体験ができるそです。

メニューとお値段は?

二八そばは、玄そばの殻をむき厳選し、石臼挽きとロール挽きの2種類の挽き方で自家製粉し、ブレンドしているそうです。十割蕎麦は、石臼挽き粉のみ使用されているとのことです。

  • せいろ蕎麦(二八):900円(並盛)、1,200円(大盛)
  • 十割そば(野菜天付き):1,500円
  • 天せいろ:1,600円
  • 鴨せいろ:1,400円
Photo: 信州伊那そば処 名人亭 Website

その他のメニューは、かき揚げ350円、えびの天ぷら(2本)320円など、かなり良心的なお値段です。

石破総理は天せいろか特別メニューをいただいたものと推測します。水や素材に恵まれた長野の蕎麦は、さぞ素晴らしい味だったことでしょう。(写真は特別メニューです)

利用者の評判(口コミ)は?

最近の投稿はあまり多くないのですが、お客さんの評判は総じて高いですね。料理への評価以外に、木造建築の内装が綺麗であるとのコメントが幾つかありました。食べログのスコアは3.24です。

見た目にも美しい蕎麦。細くてもコシは失われず、しっかりした歯応え。十割は外殻を感じられ、味がしっかりしていて、口の中いっぱいに蕎麦の味が広がる。今まで食べた蕎麦の中でも一位、ニ位を争う細さにも感動。

しっかりコシがあって、お蕎麦の風味も感じられるとても美味しいお蕎麦でした。
店内の雰囲気も田舎造りの建物を模した感じで居心地も良かったです♪

観光地なのでどうだろうと思いきや、注文した鴨せいろは鴨もジューシーでお蕎麦もとっても美味しく、接客も気持ち良いお店でした!!

お蕎麦と天ぷら、両方の美味しさを兼ね備えたお蕎麦屋さんは私の知る限りはあまりないので、おすすめです。今回は二八蕎麦でしたが、やっぱり、二八より十割が美味しいです


さて、石破総理の出張の目的のひとつは、看板施策である「地方創生」現場の視察でした。伊那市の産学官連携拠点施設inadani sees)の会場で、阿部守一長野県知事白鳥孝市長から進捗の説明を受けました。

同市が取り組んでいる遠隔医療モバイルクリニックや、寝泊もできるモバイルオフィスなどの車両が展示されていました。

Photo: 首相官邸 Website
Photo: 首相官邸 Website

日本郵政社長の増田寛也氏は、「新しい地方創生会議」の有識者として参加されたんですね。

増田氏は以前から、東京の一極集中や地方自治体の消滅などの問題に警鐘を鳴らし、「地方創生ビジネスの教科書」など幾つもの書籍を出版され、この問題の専門家としても活躍されています。

日本郵政の郵便事業は、2023年度に896億円の営業赤字であり、郵便料金値上げも空しく今後赤字は膨らみ続ける見通しです。増田社長には、当事者として郵政ビジネスの再生に集中して取り組んで欲しいと思います。

信州伊那そば処 名人亭
住所:長野県伊那市西箕輪羽広3415
電話:0265-74-1831

最後までお読みいただきありがとうございました!

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