石破茂首相の3月12日の食卓は、東京・八重洲のブルガリホテル東京の「イル・リストランテ ニコ・ロミート」です。ベネデッティ駐日イタリア大使、御法川衆院議員と会食をされていますが、どんなレストランなのか探ってみたいと思います。

ブルガリホテル東京の上層階レストラン
八重洲にブルガリホテルがあることすら知りませんでしたが、どのようなレストランなのか覗いてみたいと思います。レストランはホテルの40階に位置します。ブルガリ/ BVLGARIとは宝飾品や時計を扱う、イタリアの高級ブランドです、念のため。
このブルガリホテル東京の宿泊料を一休.comで調べたところ、一泊朝食付き2名の最低料金は253,000円となっています。凄い高級ですね。展開拠点はミラノ、ローマ、ロンドン、ドバイ、パリ、北京、上海、大阪だそうです。
ミシュランガイド東京で2年連続で1つ星を獲得
イル・リストランテ ニコ・ロミートは2024年10月、「ミシュランガイドセレモニー東京2025」にて2年連続で1つ星を獲得しています。
こちらを監修するオーナーシェフであるニコ・ロミート氏は、イタリア・アブルッツォ州で「レアーレ」を経営し、ミシュランの3つ星レストランと「世界ベストレストラン50」で19位という評価を得ているようです。
東京の ヘッドシェフであるマウロ・アロイシオ氏は、ブルガリホテル 上海のイル・リストランテ ニコ・ロミートでもヘッドシェフを務め、7年連続でミシュラン1つ星を獲得しています。

ブルガリ社の資料によると、料理のスタイル・ポリシーは以下のようです。
オーセンティックかつコンテンポラリーなイタリア料理を定義し世界中にお届けしています。イタリアのアイコニックな味と伝統的なレシピを再解釈し、エレガンスと洗練、そしてニコ・ロミートとブルガリの共通点であるイタリアの職人技とともに、シェフの料理哲学である純粋さと味の本質を表現しています。
メニューと料金は?
こちらはランチとディナーのコース料理が用意されています。コース以外にも単品でオーダーもできるようです。
- ランチコース:16,500円、22,000円、26,000円(税サ込)
- ディナーコース:22,000円、26,000円、32,000円(税サ込)


お酒を飲む場合、これに一人1万円プラスという感覚でしょうか。因みにシャンパンはグラス一杯5,000円!とのことです。

石破総理は駐日大使とご一緒だったので、恐らくVIP用の特別な料理を堪能されたことでしょう。
実際に食事をした人の評判(口コミ)は?
さすがに満足度の高いコメントが多いと思いました。食べログのスコアは3.6です。料理のみならず、店内のインテリアや食器、サービスのレベルが違うのだと思います。欧州はプレゼンテーションが上手いですね。

食材も雲丹や蟹、肉など納得のいく内容。全て見た目が綺麗。美味しかったのは子牛のトルテッリ。子牛の旨みが凝縮され、ソースが上手く乳化していてかなりの仕上がり。

内装や盛り付けを含めて既にアートだし、料理のアイデアや構成が他に類を見ないもので、唯一無二感は流石。ここでしか出会えない”体験”を求めているわけで、そういう意味で完璧なレストランテだだった。

スタッフは常に気配りが行き届いていて、スマートにサポートしてくれるため、非常に居心地の良い時間を過ごせました✨

イタリア料理は丁寧に作られていて、米の硬さは完璧でした。メインの仔牛のカツレツは、外はカリッと、中はジューシーで、口の中でしっかりと層が感じられる素晴らしい仕上がりでした。
石破総理は国会の予算委員会でさぞお疲れのことでしょうが、美味しい食事や大使との会話を楽しまれたことと思います。。私もいつかランチに行けるよう、頑張ります!
イル・リストランテ ニコ・ロミート
東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲40F
03-6262-6624
アクセス:JR山手線「東京駅」より徒歩4分/東京メトロ銀座線「京橋駅」より徒歩3分・「日本橋駅」より徒歩6分
予約:TableCheck