中国語と日本語で同じ発音の単語10選

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うろ覚えですが、10年ほど前に中国政府が「日本は中国に漢字の使用料を支払うべきだ」という発言をしたと記憶しています。確かに漢字(汉字)は中国で開発・発展したもので、日本はその多大な恩恵を受けていますが、そこに知的財産権を持ってくるとは!とその発想に驚いたものですが、実現しなくて良かったです。

3年ほど前から仕事で必要なため、中国語の基礎を学び始めました。漢字の意味は理解できても、発音できるようになるには相当な勉強が必要なのが中国語の難しさです。そんな中で幾つもの親しみのある単語に出会いましたので紹介したいと思います。

意味が同じで発音が近い日本と中国の言葉

個人的には「西瓜(スイカ)」の発音が好きです。「可愛い」も日本オリジナルかと思っていましたが、歴史があったんですね。文字にすると似てないですが、発音するとまるで日本の標準語と方言のような関係性が見えてきます。

日本語の発音に近い中国語の単語

個人的には「図書館」が大好きで、この中国語の発音は直ぐに覚えました。ご覧のように最近の中国語では、雑誌の「」や図書館の「」のように見慣れない文字も多く使われています。

日本語の発音に近い中国語の単語

中国で使われる進化系の漢字「簡体字」

中国の簡体字の進化には目を見張るものがあります。要は日本や台湾の漢字(繁体字)が簡略化されたバージョンなんですが、その英断と創造力には敬服します。この背景には、漢字は複雑で識字率やコミュニケーションで世界に後れを取ったという焦りがあったと言われています。


チャイニーズ・タイプライター」という書籍を思い出しました。かつて中国語タイプライターの開発において、アメリカと日本の企業が激しい技術競争を繰り広げました。アルファベットの26文字に対し6000文字もあった中国の漢字(現在常用漢字は約2000)をどう文字盤に収め、製品化するかの試行錯誤のストーリーです。これは簡体字の生まれる以前の話ですが、中国が西欧諸国に遅れた原因は、文字や言語によるコミュニケーションのスピードが大きく影響したと感じました。

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