国のリーダーの給料と国民の幸福度は比例するの?

雨の中、総理大臣と家族 文化・言語

3月20日の国連国際幸福デーに合わせ、世界幸福度レポート2025(World Happiness Report)と幸福度ランキングが発表されました。

この調査は世界147の国・地域を調査対象とし、フィンランドは8年連続1位と安定した結果でした。日本は55位でした。

この機会に、国民の幸福度と国のリーダー(首相・大統領)の給与の妥当性を探索してみたいと思います。

世界幸福度調査の項目と測り方

回答者は自分の生活を0から10のスケールで評価します。

Q:下が0、上が10に番号が振られた梯子を想像してください。 あなたは現時点で、梯子のどの段に立っていると感じますか?

以下が質問項目です。

  1. 思いやりと分かち合い(幸せと優しさ)
  2. 一緒に食事する(共食と社会との繋がり)
  3. 一緒に住む(住居の大きさと家族の絆)
  4. 社会との繋がり(若年層の社会
  5. 人への手助け(他人への救いの手)
  6. 人の信頼(社会不信とポピュリズム)
  7. 寄付(他人の幸せのための寄付、チャリティー)

人との繋がりの有無が幸福度に影響

レポートから私が選んだポイントのハイライトです。

  • 思いやりの恩恵は“与える人”にも“受け取る人”にもある
     道に落とした財布の返還率は予想よりはるかに高く、希望の持てる結果であった。社会全体の親切度が高い国ほど、幸福の格差は少ない
  • 誰かと一緒の食事は幸福度と強く関連
     アメリカでは1人で食事をする人の割合が増加、それが幸福感の低下に繋がった。一緒に食事をする人ほど生活満足度が高く、孤独感が低い傾向にある。
  • 家族・同居は幸福の重要要因
     4人程度の家庭が最も幸福度が高く、単身者の幸福度は著しく低い。南米のように家族の絆が強い社会は、幸福度が高い。

当たり前のことのようですが、個人の努力だけではなく国の施策としても支援して欲しいと思います。

高収入リーダー世界トップ10と幸福度の比較

さて、以下は高給を貰っているリーダー世界トップ10のランキングです(2024年)。

国名リーダーの名前
(首相・大統領)
リーダーの年収国民平均収入
(2023)
世界幸福度
ランキング
1シンガポールローレンス・ウォン2.4億円700万円*34
2香港ジョン・リー・カチウ1億円600万円*88
3スイスヴィオラ・アムヘルト7900万円1577万円13
4アメリカジョー・バイデン6000万円1200万円24
5オーストラリアアンソニー・アルバニージー5800万円970万円11
6ドイツオラフ・ショルツ5500万円783万円22
7 オーストリアカール・ネーハマー4600万円863万円17
8カナダジャスティン・トルドー4400万円900万円18
9ニュージーランドクリストファー・ラクソン4300万円822万円12
10日本岸田文雄3800万円486万円55
Source: Visual Capitalist *シンガポール、香港は国民ひとりの平均収入のデータがないため推測

アジアのリーダーは国民の幸福度に比べて貰いすぎ?

先ず目に付くのは、1位と2位のシンガポールと香港のリーダーの年収の高さと、国民の平均収入のギャップの大きさです。

日本の首相の年収は世界10位で、約4000万円と言われています。国民の平均収入と比較すると8倍近く貰いすぎ感があるのは否めません。でももっと気になるのが日本の低賃金ですね😱。

アジア諸国の幸福度が低いのも気になります。国民の幸福度とは生活の質を示しているので、リーダーの給料はそれに応じて支払われるべきと思います。

因みに本レポートによるアジアの幸福度ナンバーワンは台湾です。


フィンランドの首相の給料は公開されていませんが、最大で約20万ユーロ(3200万円)で、国民の平均収入は780万円ほどです。コスパがよいというか、ナイスバランスというか、国が政治に沢山お金を使わなくても幸福度は増やせるんですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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