トランプ政権の美人報道官レビットとは? 若き既婚ママ報道官の評判と家族

キャロライン・レビット報道官 政治・ビジネス

SNSやニュース番組でたびたび目にする、トランプ陣営の美人報道官キャロライン・レビット(Karoline Leavitt)氏。20代でホワイトハウスに入り、現在はトランプ再選キャンペーンの報道官として注目を集めています。

従来の「報道官」とは一線を画す彼女のスタイルは、保守・リベラル両陣営にインパクトを与えています。なぜこの若さで政権の顔となり得たのか?

企業で言えば広報部長みたいな役割ですね。本記事ではその理由と背景を探ってみます。

キャロライン・レビットとは誰か?

キャロライン・レビット氏は、アメリカ北東部・ニューハンプシャー州出身。1997年生まれの現在27歳で、保守的な家庭環境で育ちました。大学はカトリック系のセント・アナセルム大学でジャーナリズムを専攻。卒業後、地元のテレビ局でレポーターとして活動していたという異色の経歴を持ちます。

Photo: Facebook

その後、トランプ政権のホワイトハウス広報局にインターンとして入り、ケイリー・マケナニー氏(当時報道官)のもとで実務経験を積みました。その積極性と発信力が評価され、政権内で急成長を遂げました。

家族から受け継いだ価値観

レビット氏は、4人きょうだいの末っ子として、ニューハンプシャー州アトキンソンで育ちました。父親はトラック販売業を営み、母親は地元でアイスクリームショップを経営するなど、地域密着型の小規模ビジネスで家庭を支えてきたそうです。

家庭はそれほど裕福ではなく、彼女は奨学金を使って大学進学しながら働き、学内の放送クラブやスポーツ活動にも積極的に参加。このような背景から、勤労、家族愛、地域への誇りといった保守的価値観を自然に身につけていきました。

また、カトリック信仰を重視する家庭で育ったこともあり、「家族、信仰、国家」という価値観を強く意識して政治活動にも取り入れています。この点が、トランプ陣営や保守層との親和性を高める大きな要因となっています。Source: MSN

なぜ20代で政権の顔になれたのか?

レビット氏が注目を集めたのは、トランプ政権の“アメリカ・ファースト”思想に強く共鳴したからです。彼女はトランプ陣営の一員として、自身のSNSやテレビ出演を通じて一貫してそのメッセージを広め続けてきました。

また、彼女は報道官としての業務において、迅速な情報収集とデジタル発信の技術に長けています。Z世代らしく、メディア戦略にSNSを組み込む柔軟な発想が、旧来型の政治広報とは一線を画しているのです。

Z世代×保守派の象徴的存在

レビット氏はX(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどを巧みに使いこなす“SNSネイティブな報道官”として知られているそうです。

たとえば、Xでは下記のような投稿を通して、若者や支持層に直接アプローチしています。

Photo: Karoline Leavitt X

彼女のフォロワー数は右派メディアとの連携とともに急増しており、共和党の次世代の顔としての地位を固めつつあります。

またTikTokでは、伝統的な保守派が苦手としてきたショート動画によるメッセージ発信にも意欲的に取り組み、Z世代の支持層を徐々に取り込んでいます。

オールドメディアとの関係は?

レビット氏は保守系のNewsmaxやFox Newsに頻繁に出演し、持論を堂々と展開します。一方で、CNNやMSNBCのようなリベラル寄りのオールドメディアに対しては、非常に批判的なスタンスを取っています。

彼女自身がCNNの記者と激しく対立した場面はSNSでも拡散され、「メディアに忖度しない若手報道官」として保守層からの称賛を集めました。

これは、単なる個人の信条というよりも、「メディア戦争」の一環として保守層における“敵”を明確にする戦略でもあります。

報道官経験者・メディアからの評価

一部の元報道官や政治アナリストからは、彼女の姿勢に対して「挑発的すぎる」「冷静さを欠く」との懸念の声も上がっています。

元トランプ政権報道官のマケナニー氏は、表立っての批判はしていないものの、「報道官は時に冷静なファシリテーターであるべきだ」と述べており、レビット氏のような攻撃型スタイルとの距離を感じさせます。

一方で、オールドメディアの一部コメンテーターからは、以下のように評価する声もあります。

  「情報戦の時代において、彼女のような人物は不可避」(Washington Post
  「SNS時代の“プロパガンダの顔”としては極めて有能」(TNR

母としての顔と“家族優先”の信念

プライベートでは、2025年1月にニコラス・リッチオ氏(59歳)と結婚。彼はニューハンプシャーを拠点に不動産開発を手がける実業家で、約32歳差という年の差婚としても注目を集めました。

2人はレビット氏の下院選キャンペーンを通じて出会い、2023年12月に婚約。翌年、トランプ政権の再始動直前に結婚式を挙げました。

そして2024年7月には長男Niko(ニコ)くんが誕生。レビット氏は出産の直後、トランプ氏への暗殺未遂事件を受けて産休を短縮し、職務に復帰したそうです。

彼女家庭を守りながら国を支えるという道を選んだ」ということで称賛されました。これだけの重責を負いながら、子宝に恵まれたのはラッキーだったと思います。

日本の政治家だったら、仕事か子どもかのどちらかを選択、という雰囲気なんだろうと思いました。

夫のリッチオ氏も育児・家庭のサポートに積極的で、彼女の政務活動を影から支えていると言われています。

政治家としての側面だけでなく、母として・妻としての顔を持つレビット氏の存在は、保守派女性の新たなロールモデルとなりつつあります。

Z世代の報道官がもたらす未来

20代でトランプ陣営の報道官という大役を担うレビット氏は、単なる“美人報道官”ではありませんでしたね。

確固たる志を持ち、キャリアもプライベートも順風満帆に見えます。これからどのようなキャリアを重ねていくのか、とても楽しみです。

トランプ政権の誕生により、世界の政治的力学に明らかな変化が見えてきました。それに伴い日本の政治への影響も計り知れないものがあるでしょう。

過去の予定調和の外交や内政は徐々に減り、新たな国交ルートやネットワークができていくことに期待します。しかし日本の政治のスピード感では、変化についていくことは難しいでしょうね。

政治も企業も世代交代の良いタイミングなんだろうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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