ジョコビッチはなぜトップで戦い続けられるのか?証明された“食の力”

ノバク・ジョコビッチ スポーツ&アート

ノバク・ジョコビッチは食事の見直しにより、パフォーマンス劇的に向上させた最初のアスリートと言っても過言ではないしょう。

彼はどのようにして、“鉄人”と呼ばれるほどの体力と安定感を手に入れたのか。答えは、驚くほどシンプルでした。

それは「食」を変えたことでした。

この記事では、ジョコビッチに劇的な変化をもたらした食習慣と、私たちに与えてくれるヒントを探ってみたいと思います。

苦しんだ日々・勝ってもギリギリ

2007年から2010年にかけて、ジョコビッチはすでにトップレベルのプレイヤーでした。しかしその陰には深刻な問題が潜んでいました。

毎日8時間のトレーニングを続けても、試合中に息が切れ、胸が詰まるような感覚に襲われる。時には途中棄権することさえありました。

Photo: Regis Duvignau/Reuters


本人も「このままでは、もうテニスを続けられないかもしれない」と感じるほど、心身は限界に近づいていたそうです。

人生を変えた医師との出会い

転機は2010年、セルビアの栄養医学博士、イゴール・チェトイェヴィッチ医師との出会いでした。

彼は特殊な検査で、ジョコビッチがグルテン過敏症であることを突き止めます。グルテンは主に小麦に含まれるタンパク質で、人によっては消化器官や肌に悪影響を与えることがあります。

この診断を受け、ジョコビッチは食生活を一新しました。

グルテンフリーの効果

グルテンを完全に断ったことで、ジョコビッチの身体はまるで別人のようになりました軽く、速く、そして何より疲れにくくなったのです。

2011年、彼はグランドスラム3勝・70勝6敗という驚異的な成績を収めます。

中でも圧巻だったのは、全豪オープン決勝での5時間53分に及ぶラファエル・ナダルとの激闘を制したことです。

最後まで集中力を切らすことなく、勝利をもぎ取ったのは凄かった。

ジョコビッチは最近、アメリカのロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官とテニスを楽しんだようです。

ジョコビッチは普段何を食べているのか

では、ジョコビッチは普段どんなものを食べているのでしょうか?
彼の食事は、グルテンフリーで植物中心が基本です。

たんぱく質もどちらかといえば、植物性が中心のようです。豆類でよくあれだけのパワーが出ると感心します。

代表的なメニュー例:

  • 朝食
    • 温かいレモンウォーター(40℃くらい)
    • セロリジュース(空腹時に)
    • オートミール(グルテンフリーのオーツ)
    • フルーツ(バナナ、ベリー類など)
    • ナッツや種子類(くるみ、アーモンド、チアシード)
  • 昼食
    • サラダ(ケールやほうれん草、アボカド入り)
    • グリルした野菜(ズッキーニ、パプリカ、ナス)
    • キヌアや玄米などのグルテンフリー穀物
    • オリーブオイルやレモンドレッシング
    • 豆類・豆腐・レンズ豆のカレーなど、高たんぱくな植物性食材
  • 夕食
    • レンズ豆のスープ
    • 蒸し野菜
    • グルテンフリーパスタ(米粉やとうもろこし粉ベース)
    • テンペ(発酵大豆食品)やヒヨコ豆のフムス
    • 牧草で育った牛のステーキ、チキン、サーモンや卵などの動物性たんぱく質も少量摂取
  • 間食・補食
    • グルテンフリースナック
    • グリーンスムージー
    • ダークチョコレート(無添加)
    • プロテインシェイク(植物性たんぱく由来)

こんなグルテンフリースナックのオリジナルブランドもあるようです(今も継続しているかは不明です)。

食べないもの:

  • 小麦・ライ麦・大麦などのグルテンを含む食品
  • 加工肉、乳製品(ほとんど摂らない)
  • 精製された砂糖や加工食品
  • 揚げ物やトランス脂肪酸を含むもの

やはりハムはソーセージ、乳製品などの加工食品は食べないようですね。白砂糖や揚げ物も。。。

16時間断食も導入

ジョコビッチは16時間・断続的断食(Intermittent Fasting)も取り入れています。
これは「1日16時間食事を空腹にし・8時間の間に食べる」というダイエットで、体の回復力や集中力を高めるとされています。

ジョコビッチは「消化機能と眠りの質の向上、日中のエネルギーの増加、急な疲労感の減少など」その効果を実感しています。

私はこの16時間断食を10年以上やりましたが、体質に合わなかったようで逆効果でした。低血糖になり睡眠不足になり苦しみました😓。

こうした習慣が、彼の安定したパフォーマンスと長期的な健康を支えているのですね。

自分に合った方法で、少しづつ始めることが大切

トップアスリートの食生活なんて、特別なものに思えるかもしれませんが、ジョコビッチの実践していることの多くは、日常生活にも取り入れられるヒントにあふれています。

  • 朝のレモン水やセロリジュース
  • 小麦を控えてみる意識
  • 食べない時間を設けて、内臓を休ませる

まずは「自分の体と向き合うこと」が第一歩です。疲れやすい、集中できない、寝付きが悪い…そんな悩みがある人こそ、食の見直しが良いと思います。

疲れやすいの原因は殆どの場合、食べ物が自分に合っていないと考えて間違いありません。


Source: novakdjokovic.rs、他

最後までお読みいただきありがとうございました。

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