ほぼグルテンフリーを2年間続けて変わったこと

味噌汁と混ぜご飯の朝食 食事と健康

私は約2年前から、家では小麦製品(パン、ピザ、パスタ、ラーメン、うどん、など)は避けるようにしています。しかし何事も完璧主義はストレスにもなるので、いただき物の焼き菓子があれば食べたり、友人と外食の時などは気にせず食べています。

体調が良くなったトップ3

実は私の場合、以前花粉症が酷かったのでもともと食生活には気を付けていましたので、実はグルテンフリーによる劇的な体調の変化は感じませんでしたが、以下のメリットがあったと感じています。

  1. 便秘と下痢からの解放
    • 毎朝便が一瞬でスルッと出るようになり、調子のいい時はトイレットペーパーで拭いても便が付きません😊。長い目でみると省エネですね。(小麦はモチモチ感を増すために高粘度化されているので、出し難いのは当然ですね😖)
    • 以前は深酒の翌日は下痢をすることがありましたが、トイレに駆け込むことはなくなりました。排便は腸内の健康を表すバロメーターだと思います。
  2. 食事量を気にしなくても太らなくなった
    • これも快便と関係が深いですが、便秘がなくなったことで体重も安定しています。一般的に便秘が肥満の原因と言われますが、グルテンが便秘を起こすという認識に変わりました。
    • 主食の米、たんぱく質、野菜、間食の煎餅やミックスナッツ、フルーツは食べたい量を食べていますが、ウエスト回りと体重は安定しています(身長173㎝、ウエスト78㎝、過去マックスの体重は82㎏、現在は68㎏近辺)。
  3. 風邪をひかなくなった
    • 私の風邪の初期症状はいつも喉の痛みでしたが、これがなくなりました。以前は寒い季節になるとある日突然喉に違和感を覚え、悪化させないように葛根湯を飲んだものです。元々風邪まで悪化することは少なく、インフルエンザ、コロナにも罹りませんでした。

グルテンフリーを始めたきっかけ

グルテンフリーを始めたきっかけは、娘のニキビについて調べているときに「リーキーガット症候群(Leaky Gut Syndrome)」の存在を知ったからです。これは腸の粘膜に穴が開き、本来なら体内に入るべきでない有害物質が血液中に漏れ出す症状で、腸漏れ症候群とも呼ばれています。私もかつて花粉症、のどの痛み、ニキビ、疲労感、下痢、腹痛、便秘など沢山の不調を抱えておりましたが、リーキーガットは主に以下の症状の原因となるとのことですので注意をしています。

  • アレルギー・自己免疫疾患
  • 慢性疲労・うつ症状
  • 肌トラブル(アトピー・ニキビ)
  • 消化不良・腹痛・便秘・下痢

リーキーガットの原因となる食品

以下がリーキーガットにならないために避けるべき代表的な食品です。1~3はほぼ口にしないようにしていますが、時と場合により食べることもある程度に留めています。飲酒を避けるのは悩ましいですが(ビールとワインは美味しい!)、飲みすぎはしないように気を付けています。

  1. 小麦 ➡ グルテンは消化され難く腸内に張り付く
  2. 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)➡ 未消化のカゼインが腸内炎症を起こす
  3. 白砂糖、人工甘味料 ➡ 悪玉菌が増殖、腸の免疫バリア機能が低下
  4. 酒類アセトアルデヒド、活性酸素が善玉菌を減らす

現代人の食生活の中心的なものばかりで、スーパーの棚でこれらが含まれていないものを見つけるのは困難ですよね。特に小麦と牛乳は、昔は学校給食の定番中の定番でしたから。でも、何となく体調が優れない、身体がだるいという不調を抱える人は、量を減らすようにするだけでも変化があると思います。


リーキーガットについては沢山の情報をYouTubeで視聴することができます。ご興味のある方は以下をチェックしてみてください。特に「内視鏡チャンネル」の平島先生、秋山先生の臨床経験に基づくお話は説得力があり、いつも楽しみながら勉強をさせていただいてます。

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