【緊急速報】大谷翔平の投手復帰、7月中旬に電撃前倒しか?ドジャースの「待ったなし」の3つの根拠とは

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ドジャースファン、そして大谷翔平選手のファンにとって、エキサイティングなニュースが飛び込んできました。昨年9月に右肘の手術を受け、今シーズンは打者に専念している大谷選手ですが、その投手としての復帰が、当初の予定より大幅に早まる可能性が急浮上しています。

6月14日、ドジャースの公式YouTubeチャンネル『Dodgers Nation』で、ホストのダグ・マッケイン氏がこの可能性について言及「オールスター戦*前の復帰」が現実的な選択肢であると熱く語りました。

*7月15日、アトランタ・ブレーブス本拠地「トゥルイスト・パーク」で開催

この記事では、マッケイン氏が語った大谷選手の驚異的な回復状況と、なぜ「今すぐ復帰させるべき」とまで断言するのか、その具体的な根拠を詳しく解説していきたいと思います。

驚異的な回復スピード!実戦形式の打撃練習で見せた「投手・大谷」の現在地

マッケイン氏によれば、大谷選手のリハビリはここに来て、明らかにギアが一段階上がっています。その様子は、実戦形式の打撃練習のデータと内容に如実に表れています。

  • 投球数の着実な増加:5月25日に22球を投げてから、6日後には29球、さらに10日後には44球へと、順調に球数を増やしている
  • 本番さながらの雰囲気とパフォーマンス:リハビリ初期はチームメイトと談笑するなどリラックスした雰囲気だったが、現在はピッチコムを使用し、集中力を高めた真剣勝負のモードに切り替わっている

その投球内容は、まさに圧巻の一言です。

  • 球速: すでに96マイル(約154km/h)を記録
  • 奪三振と空振り: 直近のライブBPでは、わずか44球で15個の空振りを奪い、6つの三振を記録
  • 変化球: 彼の代名詞でもあるスイーパーやスプリッターのキレも健在で、速球の制球も向上している

この進捗にはデイブ・ロバーツ監督も目を見張っており、「オールスター*前の復帰の可能性はゼロよりは上だ」「速球に生命力があった」と非常にポジティブなコメントを残しています。

これは、復帰が単なる憶測ではなく、現実的な目標としてチーム内で共有され始めている証拠と言えるでしょう。

リスクは?「今すぐ復帰させるべき」と断言する3つの理由

それでも多くのファンが心配するのは、「2度目のトミー・ジョン手術明けなのに、急ぎ過ぎではいないか?」という怪我のリスクの心配でしょう。

しかしマッケイン氏は、それでも「今すぐ復帰させるべきだ」と断言します。その根拠について、以下の3つの極めて合理的な理由を示しました。

理由①:唯一無二の「二刀流登録枠」という”特権”

最大の理由は、大谷選手が持つ「二刀流選手」としての特異な立場です。通常、投手を1人メジャーの試合に出場させるには、他の投手と入れ替える必要があります。

しかし、大谷選手は野手として既に出場登録されているため、投手として復帰してもロスターの投手枠に影響しません。

これは、ドジャースにとってまさに「特権・Cheat code」です。つまり、復帰当初は2〜3イニング限定といった短いイニングから、チームの投手運用に全く負担をかけることなく、彼を慣らしていくことが可能なのです。

これは他の投手には決してできない、大谷選手だけの特別なアドバンテージです。

理由②:どうせ投げるなら「早い方がいい」という現実的な判断

「いずれ彼はマウンドに戻ってくる。それがオールスターの前か後かで、怪我のリスクが劇的に変わるわけではない。怪我をするときは、いつ投げても怪我をしてしまうものだ」とマッケイン氏は話しています(本当かよ!?)。

これは決して「焦らせている」わけではなく、リハビリの最終段階としてマイナーリーグでの調整登板ができない大谷選手にとって、メジャーの試合こそが最高のリハビリの場という考えのようです。

準備が整ったのなら、実戦の中で感覚を取り戻していくのが最も効率的だという、非常に現実的な判断なのです。でも、集客や視聴率の関係もあるのでは、と勘ぐってしまいました。

理由③:危機的なドジャースの投手陣、「即戦力」が必要!

現在のドジャースは、ウォーカー・ビューラーが復帰した一方で、佐々木朗希や他の先発投手に故障者が相次ぎ、ローテーションは危機的な状況です。

このままでは地区首位の座も危うい状況であり、投手・大谷翔平の復帰への期待は日に日に高まっているようです。

マッケイン氏は「助けて翔平、君だけが頼りだ」とスター・ウォーズの名台詞を引用し、チームがいかに彼の力を必要としているかを表現しました。

また、7月末のトレード期限を前に、投手・大谷がどのレベルで貢献できるのかを評価できれば、球団はより的確な補強戦略を立てることができます。

チームメイトも驚く前例なき「二刀流」。マンシーが語る期待と本音

このチームのピンチに対し、チームメイトも緊張感を持って見守っています。三塁手で主軸打者のマックス・マンシーは、大谷選手の復帰について次のように語っています。

「もちろん彼には投げてほしいけど、何よりもまず健康でいてほしい」「彼のやっていることは前例がなさすぎて、適切な復帰のタイムラインは誰にも分からない…」

チームメイトからの言葉は、彼への絶対的な信頼と、未知の領域に挑む同志への深いリスペクトを示していますね。

まとめ:ファンの祈りは届くか?「投手・大谷翔平」復活の日は近い?

驚異的な回復スピード、二刀流ならではの柔軟な復帰プラン、そして彼を必要とするチームの切実な事情。これら全てのピースが、「オールスター前の投手・大谷復帰」というシナリオを力強く後押ししています。

もちろんチームは慎重な姿勢を崩してもいません。ドジャースの野球事業部門代表のアンドリュー・フリードマン氏は、メディアに以下のように話をしています。

「我々は彼の復帰を“今後9年間にわたって投げ続けられるようにする”という視点で見ており、長期的な持続可能性を優先すべきです。この初年度で無理をするべきではないと考えています。」(引用:ESPN

果たして、私たちは7月中旬のオールスターの前に、再びマウンドで躍動する背番号17の有志を見ることができるのでしょうか。今後の続報から、ますます目が離せません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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