石破総理は3月27日、銀座の日本料理店「新ばし金田中」で秋葉剛男内閣特別顧問、伊藤公平慶応義塾長と会食(ディナー)をされています。
ここは日本三大料亭のひとつとされる老舗です。「きんたなか」ではなく「かねたなか」と読むんですね。
どのような場と食事だったのかを探索します。
100年の歴史を持つ花柳界の料亭
新ばし 金田中は、新橋演舞場が落成した大正中期に創業し、その後、銀座で割烹を営んでいた先代当主がこれを譲り受け、「料亭金田中」としてスタートしたそうです。

数寄屋造りの佇まい、新橋芸者による最高のおもてなし、老舗ならではの本格的な日本料理の提供により、横山大観はじめ著名な文化人や政財界人、海外要人などVIPの憩いの場として栄えてきました。
お恥ずかしながら花柳界とは初耳でした。ウィキペディアでは以下の説明をされていますが、なるほど聞かないわけですねー。
芸者屋、遊女屋が集まっている地域を指す名称である。花柳という別称もある。売春防止法までは多くの花街に芸妓と娼妓の両方がいたが、今日花街と呼ばれている地域は芸妓遊びのできる店を中心に形成される区域である。

約40年前までは20~30軒ほどあった新橋の料亭や茶屋は5軒ほどに減り、芸者さんは100人超から40人位に減ったそうです。
基本は庶民の行くところではなく、VIPが秘密の話や現実逃避をする場所のイメージです。
経営者は慶応義塾大学出身
こちらの最も目を引く点は、社長と女将のご夫婦が慶応大学の同級生ということです。
女将の岡副徳子さんは、実父と祖父がキッコーマンで社長を務められたエリート家の出身です。
誌上早慶交歓戦。慶応大学OB・OGの2人目は、岡副徳子さん。新橋の金田中の女将です。#慶応大学 #早慶交歓戦#週刊東洋経済 https://t.co/I6H6CeUjHD
— 週刊東洋経済/編集部 (@w_toyokeizai) February 4, 2019
情報は少ないのですが、現在は松本昇氏が料理長を務めておられるとのことです。
石破首相と同席された伊藤氏は、慶応OBということで繋がりがあるのでしょう。
メニューと料金は?
ランチ(昼席)のメニューは以下3つの選択肢が用意されています。
- 本会席:55,000円
- 小皿会席:38,500円
- 重ね皿:22,000円(平日昼のみ)


ディナー(夜席)のメニューは公開されていませんが、もっとお高いのではと推測します。金田中のウエブサイトには、夜席は「花柳界のしきたりにより、ご紹介によるご来店をお願いしております。」となっています。
一休.comには以下の説明書きがありました。
一見さんお断わりの訳:芸者衆の玉代(花代)は後計算になるためすぐに金額が出せません。その為、掛売りにするのですが、初めての方をつけにできないのはどの世界でも当たり前の話ですね。

さすがに石破首相は芸者をあげるとか、伝統芸能を楽しむ心の余裕はない今日この頃だとお察ししますが。
利用者の評判(口コミ)は?
一般人を対象にしたお店ではないので、口コミは少なめですが金田中への評価は総じて高いです。建物を含めた空間のインパクトと料理のクオリティーが特徴のようです。食べログのスコアは3.34です。

お店全体に流れる静かで落ち着いた空気感はまるで京都の料亭。丁寧な所作や細やかな気遣いも素晴らしく、一瞬で非日常の世界に引き込まれます。

和食ミシュラン店や食べログ百名店にも全く引けを取らない、相当なハイレベルでした。

すてきすぎる空間でのお食事。どれも、もちろん美味しいです。
女将が美しい…!接客とは!を追求してらっしゃいます。

サービスの良さ、料理の丁寧さ、料理のおいしさ、何をとっても一流でした。
食べログの口コミで夜の一人当たりの金額を見ると、なんと10万円でした。海外旅行に行ける金額です。
会食を共にした秋葉氏は外務省事務次官を経て、安倍元首相から石破首相まで計4人の首相の外交・安保政策を国家安全保障局長として支えてきた方です。
伊藤公平氏は慶応大学塾長であるとともに、昨年9月に米日財団の副会長に就任されています。
石破総理はトランプ大統領と対峙するための戦略を練るために、お二人と大事な話があったのでしょう。
因みにこの金田中は、2023年に料理長と経営者との対立が週刊誌で報道されました。伝統と歴史の維持と時流に乗る難しさがあるのだと思います。
新ばし 金田中
住所:東京都中央区銀座7-18-17
電話:03-3541-2556
アクセス:東京メトロ日比谷線 東銀座駅 5.6番出口を出て徒歩5分(新橋演舞場隣)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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