就任から4か月経った石破総理の表情は、日に日に輝きを失っているように見えます。
歴代の総理総理から引き継いだ魔法の言葉は「丁寧に」です。先輩首相たちから受け継いだマジックワードですが、まったく効果はみられません。
SNSやYouTubeのおかげで、世の中は急速に変わりました。政府関係者とマスコミは誤魔化せても、国民はちゃんと見て・聞いてるんです。
そんな丁寧にやっている時間はあるか?
石破総理は看板政策として「2020年代に最低賃金1500円」を掲げていますが、「103万円の壁」の改正の議論だけでももの凄い時間がかかっています。
日本人の労働生産性はOECD加盟国の中で32位(2023年)と低位にあり、のんびりしていそうなイタリア(8位)にすら劣っているのです。
「自公連立を基盤としながら他党にも丁寧に意見を聞く」
「予算委の場で誠心誠意、丁寧に説明していく」
「(地方の)皆さまの心配は十分理解でき、丁寧にお答えしたい」
「衆院選の大変厳しい結果を受け止め、多くの党の理解を得て、丁寧に謙虚に政権運営を行っていく」
「30年ぶりの少数与党だ。多様な意見を丁寧に反映していきたい」
国会運営のスピードも遅いことで有名で、更に無駄な議論に時間を費やすことが問題視されています。

丁寧にやるには時間がかかります。元々できないのですから、やるやる詐欺と言われても仕方ありません。
丁寧な言い回しをすれば許される?
以前、石破総理は目つきが怖かったですが、話し方も結構ざっくばらんでした。でも最近特に丁寧な話し方に変わった気がします。
石破首相は歴代総裁の中でも、丁寧語を強く意識して話をされている印象があります。
「〇〇議員の御質問にお答えを申し上げます」
「いわゆる百三万円の壁についてのお尋ねを頂戴をいたしました」
「御議論をいただいております」 ←ゴギロン?
「誠心誠意尽力をいたしてまいります」
「〇〇と承知をいたしております」
Goo辞書によりますと、「丁寧」は「気配り」や「配慮」など、態度や礼儀のわきまえを意味しています。
- 細かいところまで気を配ること。注意深く入念にすること。また、そのさま。
- 言動が礼儀正しく、配慮が行き届いていること。また、そのさま。丁重 (ていちょう) 。
- 文法で、話し手が聞き手に対して敬意を表す言い方。

もしかしたら丁寧な言葉使いにしたら反省しているように見えるかも?と考えているのかもしれません。
政治は誠実な人が損をする世界
政治家の「はぐらかし」や「ごまかし」が通用した時代が過去にはありました。罪に問われても「お答えは差し控えさせていただきます」とか「記憶にございません」で済んだのです。
石破総理の人気が高かったのは、他の自民党の先生方と違い正直でクリーンなイメージがあったからです。

でも先輩総理たちと石破総理とでは、開き直り、図々しさや度胸が決定的に違うのでしょう。
政治家に期待できる時代の到来
音楽評論家のピーター・バラカンさんが2022年、岸田元総理に対してツイートをしていました。
政治家が言う「丁寧に説明して国民の理解を得る」は、「民意を無視して勝手にやる」ことを意味します。
— Peter Barakan (@pbarakan) September 27, 2022
忘れないでおきましょう。
国は国民に知られたくないことや言えないことが山ほどあったので、国民にまともに向き合わない政治家ほど出世してきました。
正義を求め国民に寄り添う政治家が成立するのか、今はまさにそれが試されている局面だと思います。
石破政権が持ちこたえられなければ、自民党政治は終焉を迎えることになるでしょう。歴史の転換点となるのか、とても楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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